調剤薬局はスモールビジネスにチャンスあり
調剤薬局オーナーの皆様 毎日のお仕事お疲れ様です。 フクオカ労務経営マネジメントオフィス 代表の福岡です。 来年度から施行される調剤報酬制度において 地域支援体制加算(35点)が新設されることは 既にご存知のことでしょう。 そして、調剤基本料1を算定していない薬局 即ち、大手チェーン薬局は すべての常勤薬剤師が年間で 以下の要件を満たしていなければ 地域支援体制加算を算定できません。 夜間・休日等の対応実績400回 重複投薬・相互作用等防止加算等の実績40回 服用薬剤調整支援料の実績1回 単一建物診療患者が1 人の場合の在宅薬剤管理の実績12回 服薬情報等提供料の実績60回 麻薬指導管理加算の実績10回 かかりつけ薬剤師指導料等の実績40回 外来服薬支援料の実績12回 どうでしょうか、 こんな薬局、全国に何件あるのでしょうか? これは、莫大な利益を計上する大手チェーン薬局への 明らかな締め付けですね。 上場企業ともなれば 今回の調剤報酬改定を凌駕するほどの スケールメリットを持っているのかもしれませんが 中堅クラスのチェーン薬局は 今回の改正は
調剤報酬改定
調剤薬局オーナーの皆様 毎日のお仕事お疲れ様です フクオカ労務経営マネジメントオフィス 代表コンサルタントの福岡です 中医協総会で調剤報酬の改定項目が発表されましたね 個人的に最も気になっていた 基準調剤加算の廃止は 結局のところ 地域支援体制加算に引き継がれた形で 細かい算定要件はまだ分かりませんが 現在、基準調剤加算(それと調剤基本料1)を 算定されている薬局様の 収益性に大きなインパクトは与えなさそうで 今のところ安心しております。 地域支援体制加算以外では 服用薬剤調整支援料125点 というのも、気になる項目ですが そんなに度々算定できるものでもないだろうと思われますので やはり、あくまで収益性のことを考慮すれば 地域支援体制加算の算定に注力すべきでしょう。 今のところ、施設基準の詳細は分かりませんが 地域包括ケアシステムの拡大を進める政策を鑑みれば 調剤薬局に地域包括の機能分担を求める方向性は 変わらないでしょうから 施設基準のハードルを上げるようなことはないと思われます。 現在の基準調剤加算のそれと 同程度のレベルになるのではないでし